清水富美加と幸福の科学
どうも!コバリオです!
長らく更新がなくて申し訳なかったです…
年度末決算の時期で業務多忙なんですよね。
さぁ気を取り直して、今回は最近読んだ本の紹介をします。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/bookfan/bk-4863958811.html
世間をお騒がせした清水富美加さんの暴露本です。
いやー本当にさらけ出してるなぁって感じはしますね。
ただまだ本人の中でも整理がついていないような感覚を受けました。
率直に全てを話してるのですが、あっちにいったりこっちにいったり…
まだ心が追いついていないうちに本になったんだと推察します。
あまり内容について話すとネタバレになるので、注意したいのですが、私が面白いと思ったのが最後の方に出てきます。
それは創価学会の人と話している内容です。
バラエティ番組であらゆる信仰を持った人たちが宗教あるあるについて語り合うといった内容でやりたいと話していたことです。
確かに反対の声が上がるのは必至ですが、個人的にはかなり面白いし、観てみたいという好奇心が勝ります。
実は私、少し宗教に詳しいのですが、多くの日本国民が抱くような宗教偏見は持っていません。
宗教アレルギーをお持ちの方は「宗教」と聞くだけでヤバイ、怖い、と思います。
ただ宗教の理念が目指す方向自体は素晴らしい場合が多いです。
しかし、そのやり方に問題があって、国民の多くが宗教に対して不信感を持っているのだと思います。
だからこそ、バラエティ番組で様々な宗教信仰者を取り上げることは面白そうだし、宗教に対する偏見も無くなるのではないのかと思うわけです。
宗教偏見があることで清水富美加さんのように信仰を告白することが難しいのです。
日本は憲法で思想・信条の自由が保障されていますが、雰囲気的には宗教はタブーとなっています。
だからこそ多くの宗教を信仰している方々は周りには伝えずに隠しながら信仰を持っているのです。
世界の国々では自分の宗教を持っていることは常識です。
と言うより、持っているか、持っていないかがはっきりしているのです。
例えば、神はいるのかという質問を海外ですると、はっきりイエスかノーで答えます。
それでは日本ではどうでしょうか?
ほとんどの人が「分からない」と答えるのです。
神社にも行けば、お寺にも行く。
クリスマスは家族でお祝いし、結婚式は神父さんを呼ぶ!
果たしてこんなに寛容性を持った民族がいるのでしょうか?
と言うより、宗教というものにこだわりがなく、よく分からないというのが正直なところでしょう。
だけど、白黒はつけたいから宗教は良いか悪いかで言えば、変な宗教があるから宗教は全部おかしいと短絡的な結論になってしまうのです。
この辺は、以前のブログで書いたアメリカへ留学へ行った先輩のレポートを通して強く実感させられる内容がありました。
はい、日本人の宗教観に触れたところで本題にいこうと思います。
今回、この本を読むことで今まであまり知らなかった「幸福の科学」という宗教を少なからず理解することができました。
その中でも、私が驚いたのは、清水富美加さんが信仰対象を神様と呼んでいたことです。
私の中では幸福の科学は仏教系の宗教だと思っていたので、神様という概念より仏様とかになるかと思っていました。
しかし、清水富美加さんが触れているように
神様だろうが、仏様だろうが、天照大神だろうが、幸福の科学はこだわらないということです。
ここからいろいろな疑問が湧いてきたので、もう少し幸福の科学について調べてみました。
すると、どうやらこの宗教は他の宗教のいいとこどりをしているという実態が浮かび上がってきました。
総裁の大川氏は東大卒なので、頭は良いのでしょう。
他の宗教を学んで一つに体系化したのかなと推測できます。
ただ、仮にもしそうだとしたら非常に
中身のない宗教だな
と思うわけです。
幸福な科学の信者の方がいたら申し訳ないです。
ただ私が実感したのはまさにこの感覚です。
やはり本当に多くの人を幸せにする真理があるのであれば、他の宗教からではなく、自ら真理を解き明かして伝えていくべきでしょう!
まぁ私の調査不足かもしれないので、今後も情報収集していきたいと思います。
もし情報あればご教示頂けるとありがたいです!
お待ちしています!