【本気で分析‼︎】民衆の敵、なぜただの主婦が当選できたのか?
どうも!コバリオです!
久しぶりのブログは、月9ドラマ「民衆の敵」からです!
第3話まで放送されており、視聴率が一桁台を低空飛行していることが示しているとおり、とんでもストーリーが展開されています!
そんなドラマの主人公、篠原涼子演じる佐藤智子がなぜ市議会議員に当選したのか?
あえて現実では絶対にあり得ないことを本気で分析してみようと思います!
選挙に勝つには
選挙で勝つためには地盤、看板、カバンが必要だと言われてます。
それでは今回、ただの主婦、お金目当ての佐藤智子がなぜ当選できたのでしょうか?
現実の世界で考えるならば、相当あり得ないことでしょう!
佐藤智子の選挙戦
佐藤智子は、テレビのニュースを観ている際に、市議会議員の収入が950万円であることを知り、市議会議員を目指します。
しかし、選挙に出馬する時点で、すでにほかの候補は選挙活動をしているという…
出遅れて選挙に出るが、泡沫候補として周りからは見られます。
そんな中、佐藤の活動に対し、期待感を持って応援し出したのが、石田ゆり子演じる元記者の一児の母。
この出会いから一気に流れは変わっていきます!
ママ友のネットワークにより、一気に情勢が変わります。
そして、開票結果は当選ラインを逃し、次点となるものの、最下位の笹野高史演じる候補者が急遽病院に運ばれ、現役引退となり、佐藤の繰り上げ当選となります。
と、ここまでが当選までの一連の流れです。
なぜ勝てたのか?
それでは佐藤智子は泡沫候補扱いされながらもなぜ勝てたのでしょうか?
一連の流れを追いながら解説していきます。
後援会活動が当選への近道
まず、出馬する時点で他の候補が選挙活動を行なっているということが現実であれば、私はあまりにも有権者を舐めた行動だと思います。
本来であれば、事前活動(後援会活動)を通じて、名簿集めを行なったり、その一貫で地域活動に精を出します。
今回の選挙では、当選ラインが3000票ということだったので、安心できる名簿の数はざっと6000票とみることができます。
これは、有権者が必ずしもその候補者の後援会のみに入っているわけではないからです。
付き合いなどの兼ね合いでさまざまな候補者の後援会に入る人もいれば、とりあえず入る人もいます。
つまり後援会名簿にある全ての人が必ずしも投票行動を起こすわけではないため、最低得票数の倍の数を集めることが安心して出馬できる数と言われています。
先手必敗という選挙の常識
そんな事前活動をしてこなかった佐藤だったが、選挙には先手必敗という常識もあります。
これは、あまりに早いスタートを切ると、選対が楽勝モードになり、選対が緩み、結果負けてしまうというものです。
これは笹野演じる候補者陣営でその様子が伺えました。
一方、佐藤の方は出遅れたことにより、誰もが勝てるわけがない泡沫候補と考えました。
しかし、それによって佐藤を応援する人たちは本気になりました。
いわゆる選対が引き締まったということです。
佐藤を負けさせるわけにはいかない!
私たちが頑張らなければ!といった具合に周りが候補者以上に一生懸命になります。
これが勝てる選対です!
強力な選挙参謀との出会い
またそんな佐藤の活動を通して、石田ゆり子演じる元記者という強力な選挙参謀との出会いも大きな要因です。
選対においては、後援会長以上に、選挙参謀となる事務局長がなりよりも重要です!
この選挙参謀から当選ラインが3000票であることを伝えられ、そのための勝利プランが提案されます。
まず重要なのがペルソナ設定です!
ペルソナ設定とはマーケティング用語で、ここでは自分に投票してもらう有権者を設定するという意味で使っています。
参謀から主婦層をターゲットにするよう提案があります。
さらにこの参謀には優秀なママ友がいて、ママ友ネットワークがあることも判明します。
これで非常に選挙を有利にする条件が出来てきました。
しかし、これだけでは到底選挙に勝つことが出来ません。
ここからが市議会議員選挙を勝つための最も重要な要素になると思います。
対立候補が弱い
もうこの一言につきるでしょう!笑
同じ選挙区の対立候補が弱ければ、自然と勝てる可能性が高くなります。
きっと泡沫候補だらけの選挙区だったのだと思います。
ただ、同じ選挙区にペルソナ設定が被る候補者がいないことも大事な要素です。
そこも含めて、ペルソナ設定されているならば、この参謀は優秀でしょう!
選挙に強いキャラ
余談ですが、選挙にはウケのいいキャラが存在します。
その条件は以下の通りです!
- 男性より女性
- 若い候補者
- 独身より既婚、子持ちはなお良し
- 市議会議員の場合は高学歴より中学歴
といった条件があります。
あくまで選挙に強いキャラなので、この条件が揃えば必ず当選するわけではありません。
最近では、地盤、看板、カバンがなくても当選する市議会議員が多くなりました!
これは非常に嬉しいことです。
仮にもし志があって市議会議員や政治家を目指す方でこのブログが参考になれば幸いです!
ぜひワクワクするような世の中をつくってください!