メディアの情報では分からないトランプ大統領とアメリカ②
どうも!コバリオです!
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アメリカ第一主義
池上さんの番組では、シリアの問題にも触れていました。
アメリカは反政府組織の後ろ盾として、ロシアはアサド政権、そしてISIS(イスラム国)との三つ巴の戦いとなっている。
しかし、アメリカは自国のためにならない戦争なんてしないということ、またロシアとの関係を重要視してシリアから撤退した、といった内容だったと思います。
宿敵であるはずのロシアとまで手を組むなんてやはりトランプ大統領はおかしいのではないかと言った論調のように感じました。
それでは本当にトランプ大統領は自国のためにならないからシリアから米軍撤退を命じたのでしょうか?
この部分の考察があまりにも不足しています。
実はトランプ大統領が、安全保障問題で最も重点を置いているのがイスラム国の打倒です。
日本にとっては中国問題が気掛かりですが、トランプ大統領の意識はさほどではありません。
ここまで言えば、分かると思うのですが、だからこそトランプ大統領は
アメリカのために
イスラム国をシリアで完全に倒したかったのです。
目的のためなら手段は選ばない。
この考えを日本人が理解するのは容易ではないでしょう。
テロとの戦い
ロシアは2014年、ウクライナに軍事介入しました。
そのロシアと手を組むことは、NATOの同盟国であるヨーロッパ諸国を裏切ることになります。
また、国際法違反に目をつぶることになります。
本来なら、アメリカは、先頭を切ってロシアを批判すべき立場です。
それがロシアと手を組んでしまうというのです。
逆に考えれば、トランプ大統領はそれほどまでにイスラム国打倒に力を入れているということです。
アメリカでは9.11テロの記憶がまだ生々しく残っています。
また、ヨーロッパでのテロ事件も大きな衝撃でした。
日本人には遠い地の事件だったかもしれませんが、アメリカではそうではありません。
同じルーツの白人の、かつ海を隔てた隣の国で起きた事件です。
「同じことがアメリカでいつ起きてもおかしくない」と考えるのが普通でしょう。
アメリカではテロとの戦いが現在進行形で進んでいるのです。
リアリストのアメリカ大統領
ここまで書いた内容で分かるようにトランプ大統領は私たちの想像以上にリアリスト(現実主義者)であるというこです。
これはオバマ政権に対する反動でもあるでしょう。
核なき世界を訴え、紛争は話し合いで解決すべきだと主張しました。
しかしその結果、世界秩序は崩れ、覇権主義が横行し、欧米社会はテロの脅威に怯えることになります。
トランプ大統領はこの解決を、現実的に見つめているということです。
トランプ大統領の発言はいろいろと引っかかる部分はありますが、綺麗ごとを言って、国民の命を守らないよりは、よほどマシでしょう!
だからこそ、日本は出方を見誤ってはなりません!
私たちもマスコミに踊らされることなく情報を見極めていきましょう!
どうです⁉︎ワクワクしてきませんか?