最高にワクワクしませんか?

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【奨学金に注目】誰でも最高にワクワクする社会をつくるために!

どうも、コバリオです!

今回はこちらの本を紹介します。

 

 

 

 

【今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。~貧困の連鎖を断ち切る「教育」と「お金」の話~】

少し前に奨学金破産がtwitterのトレンド入りするなど、奨学金はここ最近マスコミの過熱するネガティブな報道により、「サラ金より悪質」といったイメージが浸透していきました。
しかし、そうやって批判しているだけでは何も変わらない、もっと冷静な目線で分析していくことが必要だろうということでこの本が誕生したようです。

 

 

紀伊國屋デイリーランキング1位を獲得するほど、世間の関心を集めているのが奨学金なんですね!

 

貧しい家庭であっても、等しく学ぶ機会を与えるためにある奨学金ですが、果たして本当に奨学金はその役割を果たせているのかを本山さんは具体的なデータにより検証しています。
また、奨学金以外にも教育格差をなくすための9つの提言がされています。

 

今回は、本著の紹介もしながら一緒に奨学金や教育格差について、さらに言えば「誰でも最高にワクワクする社会をつくる」ためにはどうしたらいいのか考えていきたいと思います。

 

 

 

 

コバリオと奨学金

コバリオの奨学金事情

私がこの本を読もうと思ったのは、私自身も奨学金返済に悩む一人だからです(もちろん本山さんの著書だからという理由もありますが・・・)。
今現在も日本学生支援機構に月々3万円以上返済している身です。
恐らくこれだけで日本学生支援機構奨学金を借りていた方なら、私が総額でどれくらい借りていたのか分かるかと思います。
まあ相当大きな金額を借りていたということですね。
ちなみに妻も同じくらい借りております。

 

コバリオが奨学金を借りるまで

私の場合は公立の専門学校(農業大学校)に通い、国立大学に第3年次編入し、合計4年間奨学金を借りました。
奨学金の話があったのは、高校生のときで、正直よく理解せず、貧乏な私が進学するためには絶対借りなければならないものと考えていました。
親からもそのように言われていたので、当時の私は何も疑いもせずに奨学金を借りることにしました。

 

意外と知られていない授業料減免制度

大学では、授業料減免制度の恩恵も受けました。

本山氏も指摘しているのですが、授業料減免制度って意外と知られていないんですよね!

半期に1回申請するのですが、どういうわけか全額免除になるときと半額免除になるときがあったんですよね…

あまりよく分からずに申請しているからこういうことが起きて、その理由すらよく理解していいませんでした。

奨学金にしろ、授業料減免制度にしろちゃんと理解しておけば良かったというのが正直なところですね。

いずれにせよ金銭的には大変助けられました。

 

奨学金が手元に残らない

それにも関わらず、奨学金により学生時代の私の手元に残るお金は月2万円程度でした。

私の場合は、学費の支払いは親が代行していたので奨学金も親が管理していました。

そのため、私には仕送りという形で入ってきます。

つまり、奨学金のほとんどが私の元には入ってきませんでした。

アルバイトと月2万円ほどのお金で家賃と生活費を賄っていました。

これは本当に大変でした。

恐らく借金の返済に使われていたのでしょう。

 

予想以上の返済に

卒業してから、実際に返済が始まりましたが、これが私にとっては衝撃でした。

なんとなく借り始めた奨学金、そして自らはあまり使っていないから親が返済するものと勝手に思い込んでいたため、いきなり最初の月で滞納しました。

その次も滞納してしまい、2ヶ月連続で滞納してしまいました。

3ヶ月目からはブラックリストに載るということで日本学生支援機構から督促の電話があり、そこで初めて相談することができたのです。

日本学生支援機構からは返還猶予申請を勧められましたが、私は返還減額制度を利用しました。

これは、一年間返還額を半額にして支払う制度であり、まだ新卒で生活リズムが整いきってない私には本当にありがたい制度でした。

 

奨学金は貧乏の味方なのか

奨学金は必ずしも学費になるわけではない

「コバリオは奨学金借りすぎなんじゃない?だから返済大変なんでしょ」

と思われる方も多いかもしれません。

しかし、私の家庭の場合は、やはりこれだけ借りないと大学には通えなかっただろうなと改めて思わされます。

それぞれの家庭の事情は一概に言えるものではありません。

確かに国立大学に授業料減免制度も用いて通うのであれば、学費はほんとんどかかりませんが、家庭に借金などがあれば、返済のために低金利奨学金を借りることなどは選択肢として間違ってはいないと思います。

 

奨学金は当たり前のように借りる時代

本山氏が指摘しておりますが、奨学金はなくてはならないインフラになっています。

だからこそ、借りる前の事前教育等はしっかりすべきでしょう。

私も今更ですが、高校生時代に奨学金をもっとよく理解しておけば良かったと後悔しています。

本山氏は「学生ローン」への名称変更を検討するのは一考に価すると本著のなかで述べています。

借りる側の意識を変えることは取り組むべき最優先課題のように私は思います。

基本的には借りた本人の責任でしょうが…

 

教育格差をなくすために

奨学金のおかげで大学に通えた

本山氏は奨学金があったからこそ、東大→ハーバードと進学できたと明確に訴えています。

私も奨学金制度があったからこそ、大学に通うことができ、今の私がいます。

 

このブログでも書いたとおり、高校時代に学ぶことの大切さ、大学時代に学ぶことの面白さを知りました。

だからこそ、専門学校時代は必死に勉強し、国立大学への編入試験合格や、首席として卒業するなど成果を収めることができました。

それは、学ぶことの面白さを知ったのも大きいですが、家が貧乏であり、貴重な学びの機会を得たからこそ必死になって勉強したということもあります。

私は間違いなく、奨学金によってお金では買えない貴重な経験をしました。

確かに、大きな借金となった奨学金の返済は簡単ではありませんが、奨学金は学びたい人に学ぶ機会を均等に与える幸せを掴むための一つの手段であることは間違いありません。

だからこそ、一方的な奨学金批判は明らかに的を射ていないでしょう。

 

膨大なデータで奨学金を冷静に分析

ここからやっとまともな書評になるのですが(笑)、本著では非常に多くのデータを用いて奨学金の全体像を読者に正確に伝えているものとなっています。

イメージで語られやすい奨学金を俯瞰して見つめることができるので、奨学金の良さと問題点について考えることができます。

あまりにもデータが多いので、一個一個データの確認をしていくと読むのに時間がかかってしまいました…

本文自体はサクッと読めると思いますし、必要な考察は本山氏が解説しておりますので、非常に読みやすいでしょう。

 

9つの提言

本山氏は著書の中で教育格差をなくすための9つの提言を提示しています。

今回はその中からピックアップしたものについて私の考えをお伝えしたいと思います。

 

奨学金減税の実現を

奨学金減税は以前から本山氏がテレビ出演した際などから訴えているもので、私も大賛成です!

今現在の財源で現実的に政策として行えるのが、奨学金減税だと思います。

 

詳しくは著書を読んでいただくともに本山氏のブログを読んでいただければと思いますが、こちらのBLOGOSのコメント欄も面白いので一読していただければと思います。

 

夜間主コースの拡充を
コミュニティ・カレッジの創設

それぞれ別の提言ではありますが、私の考えを包括している2つの提言です。

この提言は私が本山氏の提言のなかで最も共感した内容です。

高校卒業後に、一旦は仕事を始めた人もお金を貯めてから、大学に通ったりするコースは絶対に必要だと思います。

それはもっと突っ込んで提言するのであれば、新卒一括採用の見直しも必要になってくると私は考えています。

転職することがスタンダードになれば、高校卒業後、わざわざ全員が大学に行くということにはならないでしょう。

みんなが高校を卒業して大学に行く社会じゃなくなれば、自ずと奨学金を無理に借りる人も減ると思います。

高校卒業後、就職し、経験を積んでいく中で、問題意識を持つことができ、主体的な目的を持って大学に通い、もう一度社会に出る人材って貴重じゃないですか?

 

これは学歴至上主義に一石を投じるためにも必要な内容ではないでしょうか?

私はこのブログでも書いているとおり、高学歴=幸せだとは思っておりません。

また、高学歴=優秀とも言えないでしょう。

高卒の人でも優秀な人は優秀です。

ただ、今の日本の社会では学歴による平均年収が大きく異なります。

だからこそ、一度社会に出ても学びたい人に学ぶ機会を提供する社会はいち早く実現したいです。

 

予備校の必要のない社会

これも激しく同意する内容です。

昨年こんなニュースがありました。

 

この思いはよく理解できますが、そもそも塾や予備校に通わないと大学受験ができないことが問題ではないでしょうか?

教育格差をなくすことを目指すのであれば、塾や予備校に通わなくても大学受験できるような環境整備を進めるべきでしょう。

 

また、本著では編入についての言及もありましたが、私も編入試験を経験した者として、編入制度はもっと一般化されるべきだと思います。
ただし、編入試験は決してリベンジマッチではないことを記しておきます。

 

まとめ

5000字近くの記事となってしまい、読み手の方々には申し訳なく思います(笑)

しかも、言葉足らずとなってしまった見出しもあり、尚更申し訳ないです…

 

本著を通して改めて考えさせられたことばかりで、このテーマを執筆していただいた本山氏には感謝です。

 

奨学金は注目を集めるテーマではあるものの、そのほとんどが奨学金を批判する内容です。

その批判を真っ向から論破している本著です。

本山氏の魂のこもったメッセージを多くの人に届けたいと思い、私も魂を込めて書評しました。

奨学金に対して、批判的な意見を持っている方、ぜひ一読してください。

 

そして、教育格差をなくすために、誰でも最高にワクワクする社会をつくるために一緒に行動していきましょう!

 

 

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